パーティに♪華やかなタコ・リング
2017-12-20 21:30:00
このレシピを試すのにかかる時間
- 全体で約4時間
ピザとハンバーガーに次ぐ人気のタコ
アメリカ人で一番人気がある食べ物といえばなんといってもピザですが、タコも負けてはいません。このレシピを執筆するため日本での認知度を調べてみると、すでに日本にタコベルが上陸していたと知ってビックリしました。 ここであえてタコが何か説明する必要もないですね(笑)。
多用される「クレセントロール」とは
アメリカでは小麦の消費量が非常に多く、パンやパスタが日常的に食されています。そのため、生のピザ生地やパスタがどこのスーパーでも手に入ります。
今回使用するこのクレセント(三日月)ロールというのは、アメリカのフィルスベリー社が専売特許のように販売しているペイストリー生地のことなんですが、これがパーティのアペタイザーによく使われているんです。一度夫の友人宅でミニウインナーをこの生地でくるんだスナックを食べた事がありますが、やはりインスタントな味は否定できませんでした。
一度マスターすると応用が利く生地
クレセントロールはバターと砂糖を多めに使用した、クロワッサンとブリオッシュの中間のような生地です。前日に作って冷凍しておき、次の日に解凍すると生地が扱いやすくなるので、時間を節約したいパーティの当日にはとっておきの食材となるでしょう。
アメリカでは生地のコピーキャット(模倣)レシピが出回っていますが、少しヘルシーに変えたバージョンでタコリングを作っていきたいと思います。一度覚えたらフィリングや形を色々変えて楽しめますよ。
材料(直径が約25cmのリング 1個分)
●クレセント生地
中力粉(なければ薄力粉と強力粉半分ずつ) 280g
イースト 小さじ1
水 60ml
牛乳 大さじ2
溶かしバター 大さじ2
サラダ油 大さじ2
グラニュー糖 大さじ1
塩 小さじ1/2
卵 1個
●フィリング
牛または牛豚合ひき肉 300g(生ソーセージが手に入る場合は、挽き肉とソーセージ肉半分ずつ)
玉ねぎ 1/2個
緑または赤パプリカ(なければピーマン) 1/2個
にんにく 1個
ハラピーニョ 1個
ピザ用チーズ 1カップ(約100g)
タコシーズニング 1袋
ケチャップ(オプション) 大さじ1
●つや出し用の卵黄 1個(水小さじ1を足して混ぜる)
●好みでパセリや粗びきコショウなどをトッピング
作り方
① まずクレセント生地から作ります。小麦粉とイーストを混ぜておきます。材料の水から塩までを耐熱容器に入れレンジで人肌程度に温め、卵を加えて混ぜ合わせ、お手持ちのホームベーカリーの手順にそって材料を入れ、生地コースで1次発酵まで済ませて下さい。
② クレセント生地を作っている間に、フィリングを作ります。フライパンに油をひき、肉を炒めてボロボロにしてから、みじん切した玉ねぎ、パプリカ、にんにく、ハラピーニョを加え、しんなりするまで炒めます。タコシーズニングは、まず袋の2/3くらいを混ぜてみて、塩加減を見てから好みで足して下さい。物足りない感じがする場合は好みでケチャップを足します。全体が冷めてからチーズを混ぜて下さい。
③ 1次発酵が終わった生地を取り出し、パンチダウンしてガスを抜き、生地をボール状に丸めます。台に打ち粉をして直径30㎝くらいの円状に伸ばします。中央を決めたら、まず8等分しそれから16等分して下さい。
④ 型にクッキングペーパーを2重にして敷き(私のはシリコンマットです)中央に水を入れた丸い器(この器の直径が中央の穴の大きさになります)を置いて、16等分した生地を重ねていきます。重なる部分に水をぬり軽く押してくっつけていきます。
⑤ 重なりあった生地の部分にフィリングを均等にのせます。
生地をつまんで左右を伸ばしながらフィリングをかぶせ、先を下に押し込みます。バターナイフを使うと上手く押し込めます。
⑥ 20分ほど放置して2次発酵させます。通常のパンのように高く膨らむ必要はありません。この間にオーブンを摂氏190度にセット。
⑦ 溶き卵を全体に塗って、好みでパセリなどをトッピングし、オーブンで25分焼きます。15分目くらいで焼け具合を見て、焦げそうになったらアルミホイルをかぶせて下さい。
⑧ 焼きあがったらオーブンから出して、冷めてからお皿に移します。クッキングペーパーが破けそうな時は無理をせず、カットしてからお皿に盛り飾ると、落とす失敗がないですね。
好みでピザソースやBBQソースなどを中央に添えて召し上がって下さいね。
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情報提供元: michill (ミチル)