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窪塚洋介 次元も役も人生も、チョイスを楽しむ。窪塚兄貴の言葉に会場が震えた

2025-12-01 17:00:54

広島のおっちゃんライターがなんと今年は2本目のレポート!?広島国際映画祭も今年は豪華だぜ!さて、この前のレポートは広島弁コテコテだったけど、そうでもないレポートでもイケルぜ!とアピールすべく、今回はイケイケ調で行くぜ!

というのも、今回は同じく『広島国際映画祭2025』、11月30日に上映された映画『次元を超える』のトークイベントに登場した豊田利晃監督、窪塚洋介のトークの模様のレポートだ。今回は特にぶっ飛んだ存在感で役者としても注目を浴びる「窪塚のアニキ」にズームイン!そのイケメンぶりをガンガン打ち込んでいくぜ!

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どうよ、この佇まい。昨日の山田孝之も抜群なインパクトだったけど、窪塚のアニキのスマートながらドッシリした感じは存在感パネエ!

映画では登場早々、いきなり“山伏スタイル”でぶちかましてきた窪塚洋介。白装束をたなびかせながら、作品さながらに山を駆け回る(ような気配)だけで、映画では一気に「何が始まるんだ!?」ムードに!?

そもそも『次元を超える』というタイトル通り、指針すら“次元を超えている”本作。豊田監督が「これ!」という道筋をあえて示さず、窪塚は完全なる“野放しの自由”状態で役作りに挑むことに。

そんな中で彼が掴んだ答えは——
「修験の道を極めたら、まあこうなるわな、という考えで」
という豪快な腹落ちだったらしい。さすがアニキ、悟りの角度が違う。

さらに窪塚が語るには、共演した松田龍平との“対峙”も相当に刺激的だったとのこと。
松田は 「自分を役に寄せるタイプ」。
一方で窪塚は「役が自分に合うタイミングを待つタイプ」。
まるで異なるスタイルが、同じ作品の中でぶつかり合う。
結果、
『青い春』(松田) VS 『ピンポン』(窪塚)の夢の対決
みたいな状況が自然発生したらしい。
いやそりゃ豊田監督もワクワクするでしょ…観客だってそのカードは観たいんよ!

この日の客席、かなりアツい窪塚リスペクターが勢揃い。

その中から飛んだ質問がまた濃い。
「直感で選ぶときの“怖さ”はどう乗り越えるんですか?」
うわ、出た。窪塚にしか聞けないやつだ。

するとアニキ、いつもの落ち着いた声でこう返す。
「ん〜…それ(直感を選ばないこと)のほうが、もったいないなって思う。
直感に従わないほうが怖い。
(俺は)一回死んでいるし、そのこと自体を今はギフトだと思っています。
だから“自分がどう思うか”のほうが大事。
全部が全部そうとは言わないけど、チョイス自体を楽しむようにしてる」

……いや待って。
カッコよすぎん?
こんなのサラッと言われたら、そりゃ会場のボルテージ上がるって!
さすが“アニキ”、人生哲学の角度がえぐい。

別の観客からは、これまたディープな質問。
「あれだけ役に入り込んで、どうやって“自分”に戻ってくるんですか?」
この質問にもアニキ、軽妙に笑いながらこう答える。
「戻って…これないこともあるかな(笑)。
向こうに行って、そのままっていうか。
でもこれまで演じた役は、大なり小なり全部自分に影響してて、
そこからの“今の自分”があるんですよね」

出た。
激アツアクターの名言。
役の残り香すら人生の養分にしちゃうところ、窪塚洋介という存在の“深み”がそのまま現れてる。

イベントの締めくくりはフォトセッション。
ここでも窪塚アニキ、サラッと全体に声をかけ、テキパキと場をまとめ、さすがの貫禄を披露。クールな表情の奥に、熱さとサービス精神がフル充電!広島の地でも “次元を超えるアニキ魂” が炸裂したイベントとなったゼ!

情報提供元: マガジンサミット