教育と探求社とCASEER、中高校の探究学習効果を確認すべく共同研究開始
2025-12-11 09:30:00

株式会社教育と探求社、探究学習プログラム「クエストエデュケーション」などを通じて、生徒の探究的な学びを支援する教育と探求社と、東京大学大学院教育学研究科附属 学校教育高度化・効果検証センター(CASEER)が、中学・高等学校の探究学習の実態と、生徒の学びや意識への影響を把握するための共同研究を2025年11月1日より始めました。
研究の目的と概要
本研究は、探究学習が学校現場でどのように行われ、その結果生徒たちの学びや意識がどのように変化するのかを捉えることを目指しています。また、特に教育と探求社との連携による探究学習プログラムに焦点を当て、その効果を詳細に検証します。本研究の成果は報告書などで公表され、探究学習の質向上に向けた示唆を形成することを目指しています。調査期間については、今年度は20校を対象に調査を実施し、来年度以降は対象校数を拡大していく予定です。
調査研究の取り組み
CASEERは、学校教育の高度化と教育効果の検証を目指す研究センターで、これまでも東京大学教育学部附属中等教育学校との連携によるパネル調査などを通じ、探究的な学びを含む教育実践の可視化に取り組んできました。今回の共同研究では、教育と探求社の実地の知識とCASEERの学術的な視点を組み合わせ、探究学習の実態と効果を多角的に明らかにすることを目指します。取り組みの意義
共同研究者代表の福島創太氏によると、探究学習が全国的に広がりを見せている一方で、その実践がどのように生徒の学びや意識の変容につながっているかについては十分に検証・共有されていないとのこと。本研究を通じて、教育と探求社の実践とCASEERの調査・分析の枠組みを掛け合わせ、学習の実感や自己認識との関連性を見出すことで、探究学習の質を向上させる手がかりを見つけ出すことが可能になるとしています。問い合わせ先
本件に関する詳細な問い合わせは、株式会社教育と探求社学校事業本部の広報担当までお願いします。情報提供元: ぷれにゅー