女優の秋野暢子さんが「2024ミセス・グローバル・アース日本大会」記者発表会に、白のノースリーブドレスで登場し、会見に応じました。
【写真を見る】【秋野暢子】孫も生まれて“成長見守りたい。頑張って生きます” 頸部食道がんから寛解 来場者に「がんの防災」を呼びかける
「ミセス・グローバル・アース」は世界4大ミスコンテストの一つ、ミス・アース・ジャパン公認のコンテストで、今回で5回目を迎えます。アンバサダーを務める秋野さんは2022年に頸部食道がんに罹患し、声帯そばにも病巣があったため手術を回避。抗がん剤と放射線を使った化学放射線治療を行い、昨年4月に寛解したことを公表していました。ステージでは治療の大変さと “時間には限りがある事。命は永遠ではないことをとても実感した” と語りました。このコンテストには、がんサバイバーも含め、多彩な経歴の方がエントリーされていました。
秋野さんからはがんを患った立場から“(がんは)あまり特殊な病気ではもうなくなりました。風邪を引くようになってしまいます。健康にどんなに留意していても、病気は襲いかかってきます。がんになっていないときは、がんって誰かの病気なんです。ところが、自分に降りかかってくることがあるというふうに、ぜひ皆さん考えてください。がんは災害と同じです。いつどこで誰がなってもおかしくありません。ですから、是非がんの防災を皆さんに、今日をきっかけにしていただけるのがいいと思います”と来場者へのアドバイスとして語りました。
イベント後の会見で秋野さんは、“寛解を迎え、検査も半年に1回となり、とても良い状況になっています”と元気に答えました。罹患の際についても、“「告知されると頭が真っ白になる」とか、そういうのが私はなくて、割と冷静に「原因がわかって良かった」と思っていました”と、前向きに捉えていたことを明かしてくれました。
あらためて闘病に向けてのアドバイスを求めると、“がんになられる前の皆さんに、是非がんのことを勉強しておいた方がいいと思います。知らないでいると突然がんは襲ってきますので、そうするとパニックになっちゃいますので”と語りました。また、“がんファイターの方には、やっぱりお医者様と良いコミュニケーションをたくさんとって、知らないことはどんどん伺って理解しながら治療を進めていくっていうのが私は一番いいと思います”と語りました。
そして“私的なことですけど、孫が産まれましたのでどんな成長をするのか、楽しみにしております。成長も見たいと思いますので、頑張って長生きします”と、健康への意気込みを語りました。
このコンテストステージには歌手の大黒摩季さんも登場し、ミニライブで盛り上げていました。
【担当:芸能情報ステーション】
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