
俳優の佐藤浩市さんがナレーションを務めた映画「ハッピー☆エンド」の劇場公開記念舞台挨拶に登壇しました。
【写真を見る】【佐藤浩市】「余生の選択ができるのは人間だけ」“在宅緩和ケア“描くドキュメンタリー作品で初の映画ナレーション
映画「ハッピー☆エンド」は、在宅緩和ケア医療に密着したドキュメンタリーで、作品には全身がんを抱えながら女優として活動を続け、2018年に亡くなった女優の樹木希林さんも出演。末期がんで余命宣告された患者たちが住み慣れた我が家で生き抜く“緩和ケアという希望“を描いています。
佐藤さんは、今回が初の映画ナレーションだったことを明かし、“死を迎えるのは人間だけではないですが、余生の選択ができるのは人間だけ。自分のためなのか、それとも残される者たちのためなのか、個人個人で違いますけれども選択をすることができる、そういうことを考えさせられる映画でした。良い意味でいろんなヒントを映画を与えてくれる映画だと思います“と、真剣な表情。
そして、“自分がどういう(死の)迎え方をするかということ、選択をする、抗がん剤や薬をやるということもあるし、そうじゃない考え方で家族と過ごした時に、気持ちの持ちようによって肉体的にも何かしらの変化がある、そういうことを感じさせてもらいました“と、語りました。
さらに、映画の中で末期がんの患者が、佐藤さんも好きなゴルフをしているシーンについて聞かれると“僕の友人でも何人か大病を患った後でもゴルフを楽しんでいる方がいらっしゃいますし、幸せそうな顔をしている。違う(死の)迎え方、向き合い方がありますが、あらためて視界に入る風景が今までと同じ風景なんだけど、違って見えるという感じ方は一緒なんじゃないかなと思いました“と話しました。
【担当:芸能情報ステーション】
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