
4回目の上演となるミュージカル『キンキーブーツ』の初日を前に、俳優の東啓介さん、有澤樟太郎さん、甲斐翔真さん、松下優也さん、演出・振付のジェリー・ミッチェルさんが囲み取材に登場し、公演への意気込みを語りました。
【写真を見る】【キンキーブーツ】 有澤樟太郎「やり残したことは全くない」 初演から観てきた、甲斐翔真は「こんなにもローラって休憩ないんだ」 4回目の上演でキャスト一新
本作は、経営不振に陥った、老舗の靴工場の跡取り息子・チャーリーがドラァグクイーンのローラに出会い、差別や偏見を捨て、ドラァグクイーン専門のブーツ工場として再生する過程が描かれた、同名イギリス映画(2005 年公開)をミュージカル化。日本では2016年に初演の幕が上がり、今回で4回目の上演となった今作は、メインキャストがほぼ一新され、日本のミュージカルシーンを担う実力派が結集し、『キンキーブーツ』は新たなステップを踏み出しました。
初日を前に、Wキャストでチャーリーを演じる、東さんは‟通し稽古を沢山やらせていただいたので、ようやく初日を迎えることができて、新しいメンバーに替わってお見せできるのを楽しみにしております”、と、挨拶。
一方の、有澤さんは‟カンパニーとしては、士気が最上級に上がっているので、本番までにやり残したことは全くないです”と挨拶しました。
ローラ役の甲斐さんは‟この作品は、最後のピースは、お客さんが入った瞬間に出来上がるものだとつくづく思うので、初日が楽しみで仕方がない”とリラックスした表情。
もう一人のローラ役の松下さんは‟皆様、ごきげんよう。松下優也役のローラです”とまさかのローラとして挨拶。続けて、‟松下優也さんはいつもゲネ・初日の前は緊張が多いけど、高揚感が凄い状態で、すごく楽しみです”と今の心境を語りました。
今回、チャーリーとローラを演じる4名の平均身長は約185cm。
184cmの有澤さんは‟普段お芝居する時は、前かがみになることが多いけど、今回は見上げながら芝居をやるのが多いので新鮮です。”と話すと、‟この中だと挟まれちゃう”と、190㎝の東さんと、ヒールを履いている甲斐さん、松下さんを見て語りました。
また、キンキーブーツに参加してみた感想を、東さんは‟観てる側とやっている側では全然違う。ローラは何回も、衣装やメイクが変わるので、そういう大変さもある”と明かすと、甲斐さんは‟初演から毎公演、観ていたけど、こんなにもローラって休憩ないんだって。引っ込むたびに衣装を変えて、化粧も落としたり足したりして、1幕始まったら幕間もメイクがあるので、始まったら終わるのが「一瞬」の、スピード感のある役。やりがいがあって楽しい。”としみじみ話しました。
また、松下さんも‟稽古を見ていると、チャーリーはソロ曲も台詞も多いので、チャーリーの方が大変だと思っていたけど、劇場入ってからは、私たちの方が大変”と苦労を語りながら、同意していました。
【担当:芸能情報ステーション】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】