横浜市の住宅で男性が手足を縛られて殺害され、現金が奪われた強盗殺人事件です。逮捕された男が「乗ってきた車で他の実行役2人と現場から逃げた」と供述していることが捜査関係者への取材で新たにわかりました。
逮捕された宝田真月容疑者(22)は今月15日ごろ、横浜市青葉区の住宅で後藤寛治さん(75)に暴行を加えて殺害し、現金およそ20万円を奪った疑いがもたれています。宝田容疑者は「ずっと通話しながら指示を受けた」と供述していますが、その後の捜査関係者への取材で、宝田容疑者が「乗ってきた車で他の実行役の男2人と現場から逃げた」、「2人は途中で降ろした」とも供述していることが新たにわかりました。
宝田容疑者の祖父
「16日の朝方帰ってきたんじゃないかなと思うんだけど。帰ってこないねって(真月に)電話しようと思っていた」
また、宝田容疑者は事件前の動きについて「指示役から合流場所を指定され、面識のない他の実行役2人を横浜市青葉区内で車に乗せ、現場に行った」などと説明していて、車からは犯行で使われた可能性のある手袋とマスクが押収されているということです。
警察は宝田容疑者が実行役と運転役を兼ねていたとみて捜査しています。
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