きのう与那国駐屯地で、離陸しようとした自衛隊のオスプレイが地面に接触し、機体の一部を損傷しました。これを受け自衛隊は、全てのオスプレイの飛行を停止しています。
自衛隊員に見守られながら離陸するオスプレイ。右側の翼を傾けながら降下したあと、バランスを崩し左右に大きく揺れています。
防衛省によりますと、きのう午前11時半すぎ、日米共同演習「キーン・ソード」に参加する陸上自衛隊のV-22オスプレイが与那国駐屯地を離陸しようとしたところ、機体が左右に振れる不安定な状況となったということです。この際、左側の翼の下部分と地面が接触し機体が損傷したため離陸できず、駐屯地内に着陸しました。
オスプレイには日米の隊員あわせて16人が乗っていましたが、隊員にけがはなかったということです。
これを受け自衛隊は、原因の特定と対策が取られるまでの間、国内に配備されている17機のオスプレイ全てを飛行停止とすることを決めました。
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