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東京女子医大元理事長 岩本絹子容疑者(78)を背任の疑いで逮捕 大学に約1.2億円の損害与えたか 2014年の副理事長就任から「誰も逆らえず」

国内
2025-01-13 12:10

東京女子医科大学の元理事長の女が、キャンパスの建設費用をめぐり大学に損害を与えたとして逮捕されました。


記者
「東京女子医大の元理事長、岩本絹子容疑者を乗せた車が警視庁本部に到着しました」


背任の疑いで逮捕されたのは、東京女子医科大学の元理事長の岩本絹子容疑者(78)です。


捜査関係者によりますと、岩本容疑者は2018年7月から2020年2月、東京・新宿区の河田町キャンパスの建設工事をめぐり、一級建築士の男性(68)がコンサルティング業務を行っていないにもかかわらず、報酬として現金およそ1億2000万円を支払い、大学側に損害を与えた疑いがもたれています。


東京女子医大をめぐっては、警視庁が去年3月、岩本容疑者が代表理事を務めていた大学の同窓会組織「至誠会」で不透明な金の支出があるとして家宅捜索に入っていました。


おととし3月に刑事告発した女性は、岩本容疑者が大学の副理事長に就任したころから「誰も逆らえなくなった」と指摘します。


岩本容疑者を刑事告発した至誠会のメンバー
「大変独裁的であると…、 独裁的であると思います。(2014年に)副理事長になられ、ご自身で経営統括部というものを設立されて、いろんな権力というか、ものであったり人事であったりとか。そういったものを自分たちが監視するという機構をつくられた」


警視庁が資金の流れを調べたところ、建築士の口座に振り込まれた資金が元理事長に還流していたとみられるということで、事件の全容解明を進める方針です。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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