オンラインカジノで賭博をしたとして、「M-1グランプリ」ファイナリストら吉本興業所属のタレント6人が書類送検されました。知人から借金していたケースや、賭け金の総額が5000万円以上に上ったケースも。
『ダイタク』吉本大メンバー
「元々ギャンブルに興味があったので、楽しそうだなと」
「M-1グランプリ」ファイナリストで、吉本興業所属のお笑いコンビ「ダイタク」の吉本大メンバー(40)。きょう、賭博の疑いで書類送検されました。
吉本大メンバーや「9番街レトロ」のなかむら★しゅんメンバー(31)ら6人は、海外で運営されているオンラインカジノサイトで賭博をした疑いがもたれています。
警視庁によりますと、吉本大メンバーを含む6人全員が容疑を認めているということです。
吉本興業のホームページ。吉本大メンバーの趣味には、「パチンコ」「スロット」「ボートレース」とありますが…
『ダイタク』吉本大メンバー (任意聴取に対し)
「公営ギャンブルとは別に現金を賭ける行為が賭博罪になることを常識的に知っていた。ハマったときは、ほぼ毎日勝負をしていた」
「オンラインカジノ」を含め、日本では禁止されている賭博。吉本大メンバーらは海外のサイト「スポーツベットアイオー」などでバカラ賭博などを行っていて、移動中や飲み会中、また、劇場で待機している時に賭けをしていたタレントもいるということです。
2年半ほどで総額およそ5100万円を使ったのは、「9番街レトロ」なかむら★しゅんメンバー。収支は、1200万円ほどのマイナスだったということです。
『9番街レトロ』なかむら★しゅんメンバー (任意聴取に対し)
「YouTubeで配信されていた実況動画で興味を持った。逮捕されることはないだろうと、軽い気持ちで始めてしまった」
6人の中には、給料の前借りをしたり、数千万円の借金を抱えたり。ギャンブル依存症の自覚があるタレントもいたということです。
オンラインカジノをめぐっては、国内での年間の賭け金が推計で1兆2000億円以上に上っていて、ある捜査幹部は警鐘を鳴らしています。
警視庁の捜査幹部
「依存症への懸念が顕在化し、大きな社会問題だ」
東京・新宿区にある施設。ギャンブル依存症に悩む人たちが共同生活を送っています。ここに通う男性の一人は、職場の同僚の紹介でオンラインカジノを始め、借金も気づけば800万円まで膨れ上がっていました。
ギャンブル依存症の男性(30代)
「違法かどうかというのはわかっていなかった。恐怖はあったが、先輩もやっているという安心感で。3日寝ずにずっとオンラインカジノをやったことがあるんですよ」
男性は家族の説得で施設へ。およそ1年半、妻や息子と過ごせていないといいます。
施設の責任者は、オンラインカジノならではの危険性についてこう話します。
東京グレイス・ロード 服部善光 統括施設長
「賭けるスピードも、回数も、ほかのギャンブルと違って段違いに速い。依存症になる確率はどんどん上がっていく」
依存症を克服するには…
東京グレイス・ロード 服部善光 統括施設長
「基本的にギャンブル依存症に対して、薬物の治療というのはない。まず、全部、自分のことをそのまま話すことが大事」
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