石破総理はベトナムとフィリピンを訪問するため、羽田空港を出発しました。
今回の外遊のねらいは、アメリカのトランプ政権による関税措置をめぐり、両国と経済的な連携を強化すること、そして南シナ海への進出を強める中国を念頭に、安全保障面での協力を深化させることです。
石破総理
「(現地の日本企業の)いろんなご意見、ご懸念、こういうものもよく承って、これから先、我が国のトランプ関税に対する政策に役立てたい」
中国は、習近平国家主席が今月、ベトナムを訪問し、アメリカに対抗する姿勢をアピールするなどASEANへの接近を強めています。
ある政権幹部は、この外遊の最大のテーマは「中国への対応」だとして、「関税政策によりアメリカへの信頼が揺らいでいる時こそ、日本がASEANとの関係を深めることが重要だ」と話しています。
半導体やエネルギーなどの経済分野や、安全保障分野でどこまで協力関係を構築できるか注目されます。
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