2日間にわたって実施された環境大臣と水俣病関係団体の懇談で、国側から目立った回答はありませんでした。
1年前、当時の伊藤信太郎環境大臣との懇談では、水俣病の患者・被害者団体として出席した松崎重光さんたちが発言中、環境省の職員にマイクの音を絞られました。
この問題の反省から、今回、「十分な時間を確保し、関係者の声をじっくり聞く」として、2日間の懇談を決めた浅尾慶一郎大臣。きのうは松崎さんも出席し、物価高に応じた療養手当の拡充などを要望しました。
しかし、浅尾大臣は「療養手当は裁判所の所見を踏まえて決めている」などとして、ほかの要望も含めて前向きな回答はなく、団体側からは「苦しんでいる人へのねぎらいさえなかった」など失望の声が相次ぎました。
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