おととい、東京メトロ南北線・東大前駅で男が男子大学生を包丁で切りつけ殺害しようとした事件で、逮捕された男が動機について、「教育熱心な親のせいで自分が不登校になり、教育熱心の度がすぎると、ぐれて罪を犯すと示したかった」と話していることがわかりました。
【写真を見る】「教育熱心の度が過ぎると罪を犯すと示したかった」 東京メトロ南北線で乗客の男子大学生ら切りつけ現行犯逮捕の男(43)が動機について供述 警視庁
殺人未遂などの疑いで送検された戸田佳孝容疑者(43)はおととい、東京・文京区の南北線・東大前駅で男子大学生(20)の頭などを包丁で切りつけ、殺害しようとした疑いがもたれています。
その後の捜査関係者への取材で、戸田容疑者が動機について「過去に自分自身、教育熱心な親のせいで不登校になり、苦労した。東大を目指した教育熱心な世間の親たちに、あまりに度がすぎると子どもがぐれ、私のように罪を犯すと世間に示したかった」と供述していることが新たにわかりました。
東大前駅を選んだ理由については、「名前に東大と付いていて、世間の人たちが教育虐待を連想しやすいと思った」と話していることもわかりました。
戸田容疑者と被害者の男性に面識はなく、「たまたまこの男性が近くにいたので狙った」と話しているということです。
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