
検証シリーズ第2弾。今回は「8秒のジャンプ」を繰り返すだけで健康的に内臓脂肪を減らせるというダイエット法。15日間で効果のほどを検証してみました。
【写真を見る】スキマ時間に“軽く跳ぶ”だけでダイエット&血圧リセット「8秒ジャンプ」とは?【THE TIME,】
「8秒ジャンプ」どうやるの?
THE TIME,で、年明けに正月太り解消のため検証した「立つだけダイエット」。
西堀文部員は見事内臓脂肪を減らすことに成功しましたが、今回検証するのは「8秒ジャンプ」という話題のダイエット法です。
考案したのは、愛媛大学病院で予防医療を専門としている伊賀瀬教授。
どんなダイエット法なのかと言うと…
愛媛大学大学院 伊賀瀬道也教授:
「8秒ですね、1秒間に2回跳ぶイメージ。これを1日5セットくらい」
▼8秒間に16回、「足が床から少し離れる程度」ジャンプ
▼これを毎日5セット
つまり「1日40秒、80回」ジャンプするだけのダイエット法なのです。
薄着の季節に「15日間」で検証
本当にジャンプだけでやせるのか?チャレンジするのは2人。
▼THE TIME,マーケティング部 原千晶部員(36歳・身長160cm)
⇒【内臓脂肪29.1㎠】
ちなみに「内臓脂肪100㎠以下」であれば正常値なので、原部員は少しやせ気味ですが「30歳を超えて順調に脂肪が増加し続けている」とのことで、何とか今の体型を維持したいと意気込みます。
▼番組男性スタッフ(40歳・身長172cm)⇒【内臓脂肪170.3㎠】
体重92.4kgで、内臓脂肪も正常値をかなりオーバーしています。
検証期間は15日間。8秒ジャンプで内臓脂肪はどれだけ減るのでしょうか。
ポイントは「まっすぐ跳んで同じ場所に降りる」
<検証1日目>
「ちょっと足に来てますけど、時間が短いので手軽にできる」とジャンプに励む原部員。
両手をまっすぐおろし、伸びあがるように跳んでいます。
伊賀瀬教授:
「いいんじゃないですかね。まっすぐ跳んでまっすぐ降りる、<同じ場所に降りる>というのが大事。体幹のトレーニングにもなる」
これが大事なポイント!
【まっすぐ跳んで同じ場所に降りる】⇒腹筋や背筋など体幹の基礎となる上半身の筋肉も鍛えられる
<検証2日目>は、ラジオの生放送前に軽くジャンプ。
場所や天候を選ばずできるのもこのダイエットの魅力ですが、膝に不安がある人やマンションなど自宅でジャンプをすることが難しい人には“別の方法”もあります。
伊賀瀬教授:
「椅子に手を添えて、【かかとを上げ下げするだけの運動】。これでも“第二の心臓”ともいわれている<ふくらはぎ>をしっかり収縮させるので効果はある」
「8秒ジャンプで痩せる」メカニズム
<検証8日目>
この日、原部員は万博取材。時間いっぱい取材をしたため3回に分けて会場内でジャンプをしましたが、伊賀瀬教授によると「5セット連続で行う必要はない」とのこと。
無理のない範囲で気軽に行うのが大切だといいます。
伊賀瀬教授:
「筋肉を鍛えることで代謝が上がり、ダイエットの効果もある。下半身に全身の筋肉の6~7割が集中していると言われているので、大きな筋肉を動かすことができるジャンプがいい」
ジャンプは、ふくらはぎなどにある【大きな筋肉を効果的に鍛える】ことができ、それが代謝を上げ、【痩せやすい体を作る】ことにつながるといいます。
さらに【血圧を抑える】効果もあるとのこと。
効果アップ「両手あげジャンプ」
<検証10日目>
焦っていたのは、番組の男性スタッフ。
エレベーターを待つ間に…ロケの間に…夜の公園で…と跳び続けていましたがイマイチ結果がでているのか不安な様子。
伊賀瀬教授によると【手を頭の上で組んでジャンプをすることで効果が上がる】とのことで、この日からは両腕をまっすぐ頭の上に伸ばしてのジャンプに変更です。
手を頭の上で組むことで肩甲骨の周りにある“エネルギーを燃やすための細胞”「褐色脂肪細胞」を同時に刺激し、脂肪燃焼効果が上がるとのことです。
その後も特に食生活などを変えることなく、ジャンプを続けた原部員と番組スタッフ。
15日間での結果は…?
男性スタッフの「内臓脂肪」に変化
まずは、原部員。
【体重】400g増
【内臓脂肪】29.1㎠⇒26.1㎠
筋肉が増えた分、体重増となりましたが<内臓脂肪は10%減>
一方、かなりの効果が出たのが番組スタッフ。
【体重】3kg減
【内臓脂肪】170.3㎠⇒122㎠と、なんと<28.4%減>!
さらに【血圧】も145mmHg⇒123mmHgまで下がりました。
効果には個人差はありますが、簡単な8秒ジャンプダイエット。体型や健康が気になる人は試してみるのもいいかもしれません。
(THE TIME,2025年5月16日放送より)
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