警察官を装った電話で金をだまし取られる詐欺の被害が急増する中、警視庁と携帯会社4社が協力して被害を防ぐための共同宣言を行いました。
NTTドコモ 小林啓太 副社長
「社会の安全・安心を守るために協力し、特殊詐欺の根絶にともに取り組むことをここに宣言します」
警視庁と大手携帯会社4社はきょう、警察官騙った電話で金をだまし取られる詐欺の被害防止を共同で呼びかけました。
携帯各社からは、▼AIが電話の内容を解析し、詐欺が疑われる場合は画面に警告が出る機能や、▼未登録の電話番号の着信は着信音が鳴らない機能など、被害を防止する対策が紹介されました。
警視庁によりますと、警察官を装った詐欺は携帯電話に電話がかかってくるのが特徴で、被害は全世代に広がっています。
都内の警察官を装った詐欺の被害額は今年1月から4月末まででおよそ69億9000万円と、すでに去年1年間の被害額を超えていて、警視庁は「携帯各社との連携をより一層強化し、特殊詐欺被害の拡大防止に全力を尽くしてまいりたい」としています。
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