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“車にバッテリー放置”で炎が…ハンディファンも要注意!リチウムイオン爆発で火災事故急増【ひるおび】

国内
2025-06-27 14:57

モバイルバッテリーなどに使われるリチウムイオン電池。思わぬ事故に注意が必要です。


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火災事故発生 8月がピーク

6月26日、NITE(製品評価技術基盤機構)がリチウムイオン電池を搭載している製品の火災事故についての注意喚起を行いました。
月別の事故発生件数を見ると、6月~8月の夏場が多く、8月がピークとなっています。
去年までの5年間で1860件発生しており、そのうち85%が火災事故につながっています。


高温の車内にモバイルバッテリーを放置したNITEの実験です。
直射日光にさらされたモバイルバッテリーは、しばらくすると膨らみ始め、白い煙が上がり炎に包まれてしまいました。


また、これからの時期になくてはならないハンディファンも注意が必要です。
ハンディファンに大きな衝撃が加わると、内部のリチウムイオン電池がショートし、発火や爆発の恐れがあります。


リチウムイオン電池を搭載した製品は身の回りに数多くあります。
≪主なリチウムイオン電池搭載商品≫
・モバイルバッテリー
・電動アシスト自転車
・充電式電動工具
・充電式掃除機
・ポータブル電源
・ワイヤレスイヤホン
・ワイヤレススピーカー
・携帯用扇風機(ハンディファン)


コメンテーター 中川翔子:
モバイルバッテリーやハンディファン、イヤホンって日常に溶け込んで、何個も持っていたりするものばかり。「うっかり車に置き忘れた」とか、「ちょっとなら」となりそうで怖いですね。知ってよかった情報です。


事故を防ぐためには

◆車内や直射日光があたる場所に放置しない
◆強い衝撃を与えない


また、製品を確認することも大切です。
・充電できない
・充電中に以前より熱くなる
・膨らんで変形している
・落とす、ぶつけるなど強い衝撃で一部が変形している
・不意に電源が切れる
こうした異常を発見したら、充電・使用を中止するようにしてください。


万が一発火してしまった場合(小型サイズの場合)

火花が収まってから大量の水で消火します。
バケツなどに水を溜めて、可能な限り水没させた状態で119番通報をしてください。
※煙や炎が噴き出している時は近づかない


恵俊彰:
携帯電話もよく落としたりしちゃうじゃない。熱を持ったりしたら危険ということですよね。


弁護士 八代英輝:
荷物の中にぎゅうぎゅうに詰めて圧迫するのも危険ですよね。トランクに乗っかって閉めるとか。


リチウムイオン電池の捨て方

リチウムイオン電池は自治体によって分別が異なります。
自治体の指示に従って正しく捨てるようにしてください。


(ひるおび 2025年6月27日放送より)


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