
千葉県四街道市の住宅に侵入し、住人にけがをさせたうえ現金を奪うなど、2つの事件で罪に問われている男の初公判が開かれ、男はおおむね起訴内容を認めました。
埼玉県志木市の会社員・金子優汰被告(29)は去年11月、四街道市の住宅に侵入し、住人の男性(当時57)に暴行を加えけがをさせたうえ、現金1万3000円を奪った強盗傷害などの罪に問われています。
また、この事件のおよそ2時間前に四街道市の別の住宅に金品を奪う目的で侵入しようとした住居侵入未遂の罪にも問われています。
きょう、千葉地裁で開かれた初公判で金子被告は強盗傷害事件については起訴内容を認めたものの、住居侵入未遂事件については強盗目的ではなく窃盗目的だったと起訴内容を一部否認しました。
検察側は冒頭陳述で、金子被告が「ゲームに課金して金に困り、去年10月に闇バイトに応募するようになった」と明らかにしました。
そのうえで、匿名性の高い通信アプリ「シグナル」で「りりちゃん」と「ポンデリング」というアカウント名から指示を受け、深夜に住宅に侵入し、被害者を何回も殴るなど犯行は悪質と指摘しました。
一方、弁護側は最初は荷物を受け取る仕事と指示を受けていて「重大犯罪を行う意図はなかった」と釈明しました。
判決は7月8日に言い渡される予定です。
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】