およそ2か月間停滞していたパレスチナ自治区ガザでの戦闘停止に向けた交渉が、近く再開される見通しとなりました。中東メディアは、イスラム組織ハマスの代表団が仲介国のエジプトを訪れて協議に臨んだなどと報じています。
イスラエルとハマスの戦闘停止や人質解放に向けた交渉をめぐり、イスラエル首相府は24日、情報機関「モサド」のトップを27日にカタールの首都ドーハへ派遣すると発表しました。
交渉はアメリカ、エジプト、カタールの3か国が仲介して進められ、イスラエルとハマスの双方が要求を譲らず、およそ2か月の間停滞していましたが、近く再開される見通しとなっています。
こうしたなか、中東レバノンのメディアはハマスの代表団が24日にエジプトを訪問し、交渉に向けて協議に臨んだと報じました。
ハマス側は「合意に向けて要求に変化はない」との立場を示し、イスラエル軍のガザからの完全撤退など従来主張している条件を譲らないものとみられ、交渉は難航することが予想されます。
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