お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世さんが、千原ジュニアさんの公式YouTubeチャンネルに登場し、これまでの人生を語り合いました。
【写真を見る】【山田ルイ53世】 千原ジュニアと思わぬ共通点 「どっちも引きこもっとったんやないかーい!」で意気投合 「髭男爵」誕生までの道のりを語る
山田ルイ53世さんは、自身の中学時代を振り返り “中2で不登校になった” と明かすと、ジュニアさんは “同じや!ルネッサーンス!” と例の乾杯のポーズ。それに山田さんは “どっちも引きこもっとったんやないかーい!」と応じて、一気に意気投合しました。
中学生時代の山田さんが不登校になった理由の引き金となったのは、通学路での「大きい方の粗相」とのこと。神戸市の急峻な坂の上にあった、中高一貫の進学校に向かう、坂道の真ん中で催してしまったとのこと。早朝だったので誰にも見られることもなく、グラウンドの隅のトイレで手もみ洗いをし、教室には一番乗りで校内着に着替えることも出来て、急場を凌げたと思ったものの、時間が経つに従って「においが戻ってきた」と思い込んでしまった山田さんは、途中で下校して、そのまま引きこもってしまったと語りました。
この経験は、それほどの努力をせずして中高一貫の進学校の入学試験に合格し、中学一年生で「このままなら東大」と教師に言われた山田さんにとって、大きな挫折となった模様。またジュニアさんは、山田さんが勉学と部活に打ち込むあまりに、知らぬ間に疲れを溜めてしまって、失調を招いてしまったのではないかと推測しました。
引きこもってしまった山田さんは、自身が作った「ルーティン」に厳しく囚われてしまい、勉強をするにも自分が決めた2~30個の掃除のルーティンを済ませないと手に付かない、そして勉強を始めてもシャーペンの芯が折れて絨毯に紛れてしまった瞬間に、ルーティンを再開してしまうという精神状態で、なかなか “具体的な行動に踏み出せなかった” “そのまま6年間” と振り返りました。
そんな山田さんも、あるときニュースで成人式の模様を見て大いに焦り、当時の「大学入学資格検定」を受けて、どうにか大学に入学。先輩にお笑いをやろうと誘われて学園祭で披露したところ大ウケ。そこで「勉学から土俵をズラせる」と思った山田さんは、先輩と大阪に移ってお笑いに打ち込み始めます。結局就職を選んだ先輩と別れ、山田さんは大学を密かに中退して上京。NSC東京の3期生としてお笑いに踏み込んだと振り返りました。
しかし山田さんは当時、 “お笑い芸人なんて他にできることのない人がやるものだろう” と軽く見ていたと述懐。周囲の同期たちがギラギラとエネルギッシュなのに萎縮してしまい、卒業制作手前でNSCからも逃げてしまったと振り返りました。
山田さんはその後、ホリプロの養成所やオーディションなどに顔を出して日々を過ごしている中で、部屋にやってきた二人組とトリオを組むことになったと言います。その二人は、現在の相方である「ひぐち君」と、現在は映画監督として活躍している市井昌秀さん。市井さんがひぐち君を引っ張ってきたものの、数か月後に市井さんが演劇に移っていってしまい、取り残されたひぐち君と山田さん、共に心細い者同士でのコンビ「髭男爵」が始まった、と山田さんは語っています。
【担当:芸能情報ステーション】
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