茨城県つくば市で、かまれると痛みやかゆみ、発熱などを引き起こし、場合によって重症化するほどの強い毒を持つセアカゴケグモが多数発見されました。
13日、茨城県つくば市の香取台吉祥公園で「セアカゴケグモを目撃した」と、近隣住人からつくば市に情報が寄せられました。
市が周辺を調査したところ、公園内の排水溝におよそ20匹のセアカゴケグモを確認し、きょう、駆除作業を行いました。
市内では7月から11月にかけて、すでに10件の目撃情報が寄せられており、発見した場合はむやみに触らず、かまれたら速やかに医療機関に相談するよう呼びかけています。
環境省によりますと、セアカゴケグモは国内では1995年に初めて大阪府と三重県で見つかり、現在までに全国各地で確認されています。
環境省の資料によりますと、セアカゴケグモにかまれると痛みや腫れを引き起こし、場合によっては重症化し、吐き気や腹痛などの全身症状をきたすこともあるということです。
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