女子駅伝日本一決定戦となるクイーンズ駅伝(第44回全日本実業団女子駅伝)が24日に行われる。前回2年ぶり二度目の優勝に輝いた積水化学は史上9チーム目の連覇を狙う。6区間の陣容に対して、パリ五輪5000m代表・山本有真(24)や2023年世界陸上マラソン代表・佐藤早也伽(30)、10000m日本記録保持者・新谷仁美(36)など日本代表経験者8名が所属する。この強力なメンバーに加え、今年は立教大を卒業した1500m日本学生記録保持者の道下美槻(23)が入部し、さらに選手層を増して臨む。注目は8月の活躍が記憶に新しい、山本有真(やまもと・ゆま)である。
【写真を見る】【クイーンズ駅伝】積水化学・山本有真「駅伝にはいいイメージしかない」連覇へ向け“前髪を整える”
初の大舞台で“勇気のある飛び出し”
真夏のパリオリンピック™、山本有真(24、積水化学)は覚悟を決めた。
初オリンピックとなった女子5000m予選、思い切って、序盤から先頭を独走してみせた。決勝進出とはならなかったが、“勇気のある飛び出し”で日本中のファンに勇気を届ける走りを見せた。
とにかく“前髪を整える”
山本選手が大事にしている事、それは“前髪を整える”事だ。レースを走る前も、レースを走り終えてからも、とにかく前髪を整えている。「(髪をとかすための)櫛はどこへ行くにしても持っていく」という。
Q:おしゃれは走るモチベーションにつながっている?
山本有真:
そうですね。堂々と走れるので
駅伝に強い「いいイメージしかない」
おしゃれ番長の山本選手は駅伝では無類の強さを見せる。名門・名城大学時代で大学女子駅伝4連覇を達成。さらに去年、初挑戦のクイーンズ駅伝では5位でタスキを受け取ると持ち味のスピードを活かし、3人を抜き去り、トップとの差を18秒詰める区間賞の走りで実業団での駅伝初優勝を果たした。
山本:
駅伝にはいいイメージしかない
山本自身の駅伝不敗記録はどこまで伸ばせるのか。積水化学、チーム初の連覇に向けて、山本有真が前髪もトレーニングもばっちりで、挑む。
山本:
連覇を達成するために、区間新記録は確実に更新したいです。
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
・右腕は切断され、売られた アルビノの体を呪術に使用 “これはビッグビジネス” ザンビアに残る“迷信”の実態
・ビール1杯で高まる大腸がんリスク、厚労省が初の「飲酒ガイドライン」、“健康的に”お酒を飲むには?【Nスタ解説】