けさ、茨城県八千代町の畑から、収穫前のキャベツおよそ1200個が盗まれているのが見つかりました。隣接する地域でもキャベツが盗まれる事件が相次いでいて、警察が関連を調べています。
きょう午前8時ごろ、茨城県八千代町で、農業を営む男性から「キャベツがなくなっている」と110番通報がありました。
警察によりますと、男性の畑から、収穫前の「冬藍」という品種のキャベツおよそ1200個、60万円相当が刃物で切り取られ、盗まれていたということです。
記者
「盗まれた箇所をみると、断面が切られているのがわかります」
被害に遭った男性によりますと、盗まれたキャベツ「冬藍」は1個400円~500円くらいで店頭販売している品種で、男性は「あすまでに収穫する予定だった」と話し、肩を落としていました。
茨城県内では、八千代町と隣接する地域でも同様の被害が相次いでいて、結城市でもきょう、およそ840個、古河市では15日におよそ1200個が盗まれているのが見つかりました。警察は窃盗事件として関連を調べています。
農水省によりますと、東京中央卸売市場のキャベツの卸売価格は1キロ245円と高騰していて、平年のおよそ3.6倍となっています。
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