元大関でタレントの小錦八十吉さんが、神奈川県内の病院で退院記者会見を行いました。
小錦さんは、腎不全のため今月4日に、妻・千絵さんからの腎臓提供で移植手術を受けていたことを告白。会見には、ドナー提供者で、既に退院済みの妻・千絵さんも同席しました。
【写真を見る】【小錦八十吉】 腎臓移植手術が成功し退院 妻・千絵さんからの腎臓提供に「ラブを贈りたい」 葛藤も語る
小錦さんは、サンタ衣装で登場すると“みなさん、メリークリスマス。”と陽気に挨拶。準備を含め、6時間にも及ぶ手術だったそうですが、術後の経過は良好とのことで“元気なコニちゃん、嫁の腎臓もらって、99.9歳まで生きられます。とても大きなものをもらってしまった。今はそばじゃなくて、中にいる。嫁に感謝です。”と、自身の元気ぶりと千絵さんへの感謝を伝えました。
8年ほど前から、腎不全を患っていたという小錦さんは、今年8月には腎臓の機能低下が原因で心臓を悪くし、アメリカの病院へ。その時のことを振り返り“医者から、「飛行機に乗ったら死ぬよ」と言われた。さすがに「なんとかしなきゃ」と思って”と、手術に踏み切った理由を話しました。
それでも、小錦さんは“嫁は一生懸命「(手術を)やれ、やれ」と言うけれど、嫁の腎臓をもらうのは、なかなか受け入れられなくて。でも自分の調子を見たら...”と、千絵さんから腎臓提供を受けることには葛藤があったそう。
千絵さんは、手術に関して“最初は不安が大きかったですけど、武蔵川親方と奥様が、7年くらい前に(同じ病院の)先生に手術していただいていると聞いて、(武蔵川親方の)奥様に相談もできた。それがなかったら、やってなかったかもしれない。”と、ドナー提供の覚悟を決めた理由を明かしました。
千絵さんは、“出会った時は(体重が)280キロ。ずっと病気とケガとの戦い。”と、小錦さんとの日々を回想。小錦さんは、“クリスマスイブは、お家で大人しくします。”と話し、千絵さんを安心させていました。
「お互いに贈り合いたい、クリスマスプレゼントは?」と記者に聞かれると、小錦さんは“もらってるよね、俺は”と話しつつ“いつも伝えているけど、それ以上のラブを贈りたい。”と、熱を込めて回答。それを受けた千絵さんは“私は腎臓をあげちゃったので、何もあげられません(笑)”と、照れ笑いを浮かべていました。
また、小錦さんは今後について“残っている夢を叶えたい。来年は、爆発しますよ!”と、意気込んでいました。
【担当:芸能情報ステーション】
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