新年まであと1週間!新年に行うことといえば「初詣」。ただ、正月の三が日は、どの場所を見てもすごい人だかり!「初詣」には行きたいけど…寒いし、出来るだけ空いてるほうが嬉しい!ということで、「初詣」はいつ、何時ごろに行くのが狙い目なのか調べてみました。
初詣の混雑を回避する方法は? お賽銭にPayPay導入のお寺も
小笠原亘キャスター:
早いもので、来週の水曜日は年が明けて2025年1月1日です。初詣についていろいろ調べてみました。
浅草寺の初詣(2024年1月1日~3日)の人出を、位置情報のスマホアプリで承諾を得たユーザーから集積したデータがあります(出典:Agoop)。やはり年越し直後と、各日お昼前後が混雑したとのことで、これは想像できるのではないでしょうか。
では実際はどうなのか、東京・品川区の蛇窪神社に取材してみました。例年の三が日に参拝の行列ができるのは、午前10時半~午後3時ごろだということです(1日は午前0時~3時ごろも)。
そこで混雑回避の“狙い目”を聞いてみると、ズバリ1月3日の午前8時~9時ごろで、少し前倒しで行くと空いているだろうとのことでした。
ちなみに蛇窪神社の担当者は「来年はへび年で、かなりの混雑が予想される。早めの参拝がおすすめ」とも話しています。干支にちなんで、12年に1回の周期で参拝者がわーっと来るそうです。
一方、京都市観光協会では「京都観光快適度マップ」というWebサービスを提供しています。日付や時間帯、天気を入れると、嵯峨・嵐山エリアや祇園・清水エリアなどがどれくらい混むかを事前にチェックできるものです。
また、伏見稲荷大社など人気の初詣スポットについては、ライブカメラで現在の様子を確認することもできます。
一方、東京・港区の増上寺では、ついに23日からお賽銭にPayPayを導入しました。担当者いわく「両替での混雑回避などに期待」とのことで、キャッシュレス化により小銭を持っておらず、お守りを買うところで両替しようとする人が案外多いそうです。
あとはお寺側からすると、お賽銭を集める手間が大変だったり、小銭を銀行に預けるときの手数料がなかなかのものだったりといった事情もあるようです。
いつまでが「初詣」といえる? 専門家に聞いてみた
井上貴博キャスター:
私は三が日が終わってから初詣に行くようにしていて、近いところだと、やはり夜などは空いています。
ホラン千秋キャスター:
私は地元の神社に、誰もほぼいない12月31日に行きます。神様は懐が深いので「年が明ける数時間前に行ってもいいでしょう」と言ってくれると思います。
小笠原キャスター:
いつまでが初詣といえるのか、神社仏閣専門家の坂原弘康さんに聞きました。関東の場合は1月7日の「松の内」までに済ませるのが一般的で、関西の場合は1月14日までだといいます。
それが難しい場合は「昔の正月にあたる立春(2月3日)までに済ませるのが良い」とのことです。
また、「いろんな神社やお寺に初詣に行きたい!」という方は、日頃の無事を感謝する意味で、近くの神社やお寺へ行くのが良いそうです。その後、目的別の初詣へ行くのはどうかということでした。
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