2024年10月に亡くなった漫画家・芸術家の楳図かずおさんのお別れ会が28日(水)、東京・吉祥寺のホテルで行われました。
【写真を見る】第一子妊娠中の中川翔子 楳図かずおへの思いを語る 子どもが生まれたら「いつか読ませたい」
お別れ会の前には、親交があった歌手でタレントの中川翔子さん、漫画家の里中満智子さん、伊藤潤二さん、髙橋のぼるさんが囲み取材に応じました。
第一子妊娠を公表している中川さんはゆったりとした黒いワンピース姿で取材の場に姿を現すと、‟楳図先生の書いてくださった漫画は、漫画の枠を超越して怖いだけではなく美しくて、様々な感情をイマジネーションさせてくれる、宇宙の中でも特異点だった”と楳図かずお先生の魅力を表現しました。
実は楳図かずお先生の作品である「漂流教室」から「翔子」の名前がついている中川さん。楳図先生について中川さんは‟お会いした時は怖いタッチから想像できないぐらい笑顔が印象で、先生から頂いた「またね」を胸に生きてきました。直接「またね」を言えない日が来てしまったのが信じられないです。”と気持ちを吐露。
続けて、中川さんは‟私たちファンはこの素晴らしきアートを作ってくれた先生の功績を次の世代に語り繋いでいくこと。そして、先生に「大好き」を伝え続けることが使命だと思っています。本当に先生、寂しいです。”と目を赤くしながら語りました。
母が楳図かずお先生の作品を集めていて、幼少期から作品に触れてきたと話す中川さんは‟電気が切れた廊下でこっそり楳図さんの漫画を読む幼少期で重要なイマジネーションを育ててくれた時間。学生時代に辛いことがあっても、先生の画を模写していると、「こんな線があったのか」ってベッドでもだえる、興味と驚き、色んな気持ちを先生の漫画から頂いた。”と回顧。
また、これから生まれる子どもへも中川さんは‟子ども時代に怖い、ワクワク、面白い、美しいことに触れることが一番大事だと思うので、いつか読ませたい”と語ると、‟世界中の子供たちに怖い思いをしてほしい。イマジネーションのためにはとても大切なこと”と熱弁しました。
【担当:芸能情報ステーション】
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