今月21日に新シーズンがスタートした「NTTジャパンラグビー リーグワン2024-25」。かねてからラグビー好きを公言しているサンデーモーニングのご意見番・上原浩治さんが、味の素スタジアムで行われた東京サントリーサンゴリアス対埼玉パナソニックワイルドナイツを取材。
【写真を見る】ご意見番・上原浩治さん 新シーズンがスタートしたラグビーリーグワンに喝 ! 後輩の活躍にはあっぱれ !
この試合で注目したのは上原さんの後輩にあたる大阪の東海大仰星高校を卒業したサントリーサンゴリアスの河瀬諒介選手(25)と、埼玉パナソニックワイルドナイツの日本代表長田智希選手(25)の同級生二人。
20,263人のファンが見つめる中、まず長田選手が前半に二つのトライを奪い、上原さんもこぶしを突き上げ喜びを見せた。
一方、河瀬選手はなかなかチャンスに絡めず苦戦。
終盤、自陣からの攻撃でようやく良い形でパスを受けたが、長田選手のタックルでボールをつなげられずに反則。期待された得点機会は訪れなかった。
試合中、アメリカ・メジャーリーグの「ピッチクロック」のように、トライ後のキックなどは60秒以内に蹴らなければいけないという時間制限のルール「ショットクロック」が厳格に採用され、30秒から場内大型モニターでカウントダウンを表示。
「スポーツの大事な“間”を奪ってしまう」と時間制限に否定的な上原さんは「選手を焦らせ、集中して蹴るには時間が足りないのでは?」との疑問も。
また、およそ5万人収容のスタジアムにも関わらず観衆が半分弱だったことも気になったようで、アメリカの人気スポーツ、アメリカンフットボールのスケジュールは、金曜日が高校、土曜日が大学、プロは日曜日という棲み分けがある。同日同時間帯に別会場で大学ラグビーが行われている現在の日程にはもっと別の方法を考える時期に来ているのではと、スポーツ大国でプレーし、いろいろなスポーツを見てきた自身の経験をもとに語った。
開幕戦は33対13でワイルドナイツが勝利。
試合後、サンゴリアスの河瀬選手は「切り替えて次の試合に臨む」と答え、この試合最も活躍した選手に贈られる『プレーヤー・オブ・ザ・マッチ』に選ばれた長田選手は「お互いにここから成長していきたい。自身の出来は20点から30点、100点を目指してプレーしていきたい」とコメント。
番組では上原さんから長田選手の大活躍にあっぱれ!
ジャパンラグビーリーグワンは年をまたいで来年5月上旬までリーグ戦を行い、プレーオフの決勝は6月1日(日)に行われる。
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