夫の父親に有害物質を飲ませて殺害した疑いで逮捕された夫婦が、父親が死亡する前、LINEで「引退してほしい」というやりとりをしていたことが新たに分かりました。
細谷健一容疑者(43)と妻の志保容疑者(38)は、健一容疑者の父・勇さん(当時73)に対して、有害物質「エチレングリコール」を摂取させて、2018年に殺害した疑いがもたれています。
勇さんは、ホテルの運営などを行う会社を経営していましたが、捜査関係者への取材で、勇さんの死亡前、夫婦2人がLINEで「引退してほしい」というやりとりをしていたことが分かりました。
また、勇さんが死亡する前提で、「会社をがんばろうね」という趣旨のやりとりをしていたことも確認されたということです。
勇さんの死亡直後、志保容疑者は勇さんが経営していた会社の取締役に就任していました。
2人は取り調べに黙秘していますが、警視庁は、会社の経営などをめぐってトラブルがあったとみて調べています。
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