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「ただ何もできなかっただけです」すすきの首切断事件 父親が初公判で「無罪」を主張

国内
2025-01-14 23:51

札幌・ススキノのホテルで当時62歳の男性が殺害され、首を切断された事件。親子3人が逮捕されてから1年半が経つなか、札幌地裁できょう、父・田村修被告(61)の裁判員裁判が始まりました。


田村修被告
「違うなと思う所がいくつかあります」


父親の修被告は、殺人の罪などに問われている娘の瑠奈被告を事件当日、現場のホテルに車で送ったり、犯行に使われたのこぎりなどを買い与えたなどとして、犯行を手助けした罪に問われていますが、きょうの初公判で「無罪」を主張。事前に用意したメモを読み上げ、娘の「殺害計画」は「知らなかった」と強調しました。


田村修被告
「娘から『頭部を隠したい』と言われたことはなく、隠そうと思ったこともありません。ただ何もできなかっただけです」


また、娘の犯行を知った後も、警察に通報しなかった理由について。


田村修被告
「警察がすぐ来ることはわかっていましたので、残された時間を娘と一緒に過ごすことで精いっぱいだったのです」


裁判はあすも開かれ、判決は3月12日に言い渡される予定です。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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