
サブウェイが新たな運営形態の店舗をオープンさせました。
【写真を見る】“スキマバイト”だけの『サブウェイ』オープン 人手不足解消へ「ワタミ」が「タイミー」と業務提携【ひるおび】
“スキマバイト”だけの「サブウェイ」横浜にオープン
4月10日、サブウェイ「ヨコハマベイサイド本店」がオープンしました。
店長以外は全員、隙間時間に単発で働く“スキマバイト”の店舗です。
「サブウェイ」を手がけるワタミと、スキマバイト仲介アプリを手がけるタイミーが業務提携をして実現しました。
タイミーは、「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービスです。2018年からサービスを開始しており、登録ワーカーは1000万人以上。
・最短1時間~単発で働ける
・履歴書や面接はなく18歳以上なら誰でも働ける
・勤務終了後すぐにお金を受け取れる
のが特徴です。
恵俊彰:
履歴書書いたり、面接したり大変だったもんね、バイトって。
≪働く流れ≫
【1】研修を通じてスキルを習得
研修店舗にて調理や接客などを研修(4~6時間)※マニュアル作成などはタイミーが実施
【2】マッチング
【3】サブウェイで勤務
“スキマバイト”で運用が可能なのはなぜ?
ワタミによると、1店舗あたりピーク時で4〜6人の従業員が必要です。
スキマバイトだと、必要な登録者数は80〜100人ですが、募集したら埋まる状態です。
2025年度は都心部の直営店13店舗でスキマバイトによる運営を予定しています。
また、スキマバイトの従業員が希望すれば、アルバイトとしてワタミが直接雇用することも考えられています。
さらに、サブウェイの店舗で経験を積んだスキマバイト「タイミー」の従業員を、タイミーが「正社員」として雇用する流れもあります。
店長・アルバイトなど全ての従業員が「タイミー」所属という形態の店舗も、4月24日にオープン予定です。
恵俊彰:
都合が合う時間帯で1時間からでも働けるというのがありがたいじゃないですか。
コメンテーター 土屋礼央:
うちの息子が、予定が2時間が空くと焦るらしいんですよ。暇で、何していいかわからないと。若い人はコスパ・タイパが最優先になっているから、需要がぴったり合ってるんだなという気がしますね。
“スキマバイト”で人手不足解消へ
背景には飲食業の人手不足があります。
ワタミの代表取締役会長兼社長CEO 渡邉美樹氏によると、研修コストなどをかけても「直接雇用のアルバイトは平均3か月で辞めていく」ことも。
スキマバイトでは、働く人は仕事が自分に合っているかどうかを試すことができ、定着率が高まるという効果もあります。
渡邉氏は「人件費はタイミーに払うタイミーへの手数料などで支払いは増えるが、(直接雇用より)全体のコストを抑えることができる」と話しています。
シフト作りにも変化
これまで、店長などが従業員に対して「この日にもう1時間入ってくれない?」などと交渉してシフトを組んでいましたが、スキマバイトでは「○月○日午前10時から午後2時まで○○円」という募集を出すだけで、90%以上集まる状態だそうです。
恵俊彰:
キャスティングしてくれる組織があるのが大きいんだろうね。
経済評論家の加谷珪一氏は、
▼あらゆるライフスタイルがある今、働きやすさが重視される
▼もっと収入を増やしたい中高年が増える
2つの点から、スキマバイトの利用者は増えていくと見ています。
(ひるおび 2025年4月14日放送より)
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