E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > 関東で相次いだ“闇バイト強盗事件” 3事件の回収・運搬役の女(31)に懲役2年3か月、罰金120万円 罰金は「経済的に割に合わない事を示すため」 横浜地裁

関東で相次いだ“闇バイト強盗事件” 3事件の回収・運搬役の女(31)に懲役2年3か月、罰金120万円 罰金は「経済的に割に合わない事を示すため」 横浜地裁

国内
2025-05-14 13:51

去年、関東で相次いだ闇バイトによる強盗事件で奪われた現金などの回収・運搬役だった女の裁判で、横浜地裁は懲役2年3か月、罰金120万円を言い渡しました。


去年10月、横浜市青葉区の住宅で住人の後藤寛治さん(75)が暴行を受けて死亡し、現金およそ20万円が奪われたなどの3つの強盗事件で、無職の木本未穂被告(31)は犯罪で得たものと知りながら、犯行グループから現金などを回収して自宅まで運んだ罪に問われています。


きょう開かれた裁判で、横浜地裁は「指示役の指示のもと、被害品を自宅まで運搬する行為を繰り返していて、組織的な犯行というほかない」「回収したものも、現金のみで600万円超と多額」とした一方、「夫らから再三の依頼を受け、犯行に至ったことなど、酌むべき事情がないとまでは言えない」として、懲役2年3か月、罰金120万円を言い渡しました。


罰金については「この種の犯罪が経済的に割に合わないことを認識させるため」としています。


これまでの裁判で、木本被告は起訴内容を認めたうえで、回収した現金については指示役などから「特殊詐欺グループから取ってくるお金だから、警察にも捕まらないと言われた」と話していました。


このほかにも、「ヘルシンキ」「mato」「●」など複数のアカウントから指示を受けたものの、いずれの電話も同じ声で、メッセージの内容も重複しなかったことから、「私の認識では一緒の人でした」と述べていました。


検察側は懲役3年6か月、罰金150万円を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ