
天皇陛下がきょう、皇居の水田で毎年恒例の田植えを行われました。
水色のシャツに長靴姿の陛下は、きょう午前11時ごろ、皇居内の水田に姿を見せられました。
陛下は4月に自らが種籾をまいたうるち米のニホンマサリと、もち米のマンゲツモチの苗あわせて20株を宮内庁の職員から受けとると、田んぼに入って素手で1株ずつ丁寧に植えられました。
皇居での稲作は1927年に昭和天皇が始め、上皇さまから陛下へと引き継がれていて、宮内庁によりますと、陛下は日本の農耕文化の中心の稲作を大切に思いつつ、取り組まれているということです。
今年もおよそ240平方メートルに苗が植えられ、9月中旬には100キロほどの米が収穫される見通しです。
収穫した米は、毎年11月23日に秋の収穫を祝うため皇居で行われる「新嘗祭」などに用いられます。
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