厚生労働省からの委託事業で、費用を水増しして国からおよそ4100万円をだまし取ったとして、コンサルティング会社の元社長らが警視庁に逮捕されました。
京都市のコンサルティング会社「ランゲート」の元社長・大中忠生容疑者(63)ら2人は、2022年4月、厚労省から受託した「就業環境整備・改善支援事業」で、国に費用を水増しして報告し、およそ4100万円をだまし取った疑いがもたれています。
大中容疑者らは、業務を発注した請負業者との間にペーパー会社を通すことで、経費を水増ししていたということです。
ランゲート社は、厚労省などからあわせて192の事業を受託していて、警視庁によりますと、厚労省はほかの事業でも不正があったと告訴しているということです。
大中容疑者は「全くの事実誤認です」と容疑を否認していますが、警視庁は余罪があるとみて調べています。
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