アレンジ自在で、1食あたりの割安感も人気の袋麺。売り上げも好調で、コメ価格の高止まりも背景に、需要が高まっています。なかには売り場を増設したスーパーもありました!
40代
「暑いときに辛いもの食べると」
「いいね」
20代
「(暑いと辛いものを)逆に食べたくなる。汗を出したくなって。求めていた辛さ」
ムシムシ暑くなると、なぜか食べたくなる辛いラーメン。
東京・原宿に今月できたばかりの韓国の袋麺「辛ラーメン」のポップアップストア、辛いラーメンを求める多くの人で賑わっていました。
こちらで食べることができる袋麺は10種類以上。トッピングも自由自在にできて、韓国スタイルの“自動ラーメン調理機”で作ることができます。
20代
「“自動ラーメン調理機”を体験してみたいなと思って。韓国にいる感じがして楽しい」
この辛ラーメン、日本での売り上げが絶好調なんです。
農心ジャパン マーケティングチーム 高木佳矩さん
「(辛ラーメンは)日本で100億円以上の売り上げ」
40代
「麺を食べる機会はすごく増えたかもしれない。おコメの代わりに」
実はいま、辛ラーメンのような「袋麺」が爆売れ!コメ高騰のなか、1食あたりの割安感が支持され、出荷数(2024年度)は前年比3.3%増の20億2800万食を超えました。
横浜市にあるスーパーでは…
記者
「袋麺が積まれたコーナーはきのうから増設されたということです」
そのワケは?
スーパーセルシオ 食品バイヤー 久保田浩二さん
「暑い時期は、そうめん・ひやむぎなど大々的に売り場展開しますが、コメの代替品というところで、即席麺の売れ行きも良かったので、袋麺のコーナーを増やしている」
特設コーナーを設けるにあたって、いままで15種類ほどだった袋麺の種類を20種類に増やしました!
60代
「割と安くなっているし、良いですよね。(袋麺だと)カップ麺より、野菜とか入れられて体にもいいかなと」
20代
「まとめてあるので、5個セットをよく買います。簡単ですぐに食べられる」
次々に売れる「袋麺」。今年の春ごろから徐々に売り上げが伸びているといいます。
70代
「コメを食べる回数は減った」
SNSでは、『汁なし担々麺が食べたくて、袋麺でアレンジクッキング』『ポトフ風ラーメン。濃厚でとろみがあっておいしい』。
袋麺を自分なりにアレンジして食べる人たちも。
コメの値段が高止まりするなか、「袋麺」の需要はますます高まりそうです。
日本即席食品工業協会 鈴木竜秀 事務局次長
「インスタントラーメンも非常にレベルが上がっていて、本物の生麺に近い食感の商品が出てきたり、味のバリエーションも当然、増えるものだと思います。(袋麺は)これからも人気は伸びていくと思っている」
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