E START

E START トップページ > ニュース > 経済 > おにぎりが涙ながらに「たすけて」と訴えるイラストで食品ロス削減へ ファミマ取り組み本格化

おにぎりが涙ながらに「たすけて」と訴えるイラストで食品ロス削減へ ファミマ取り組み本格化

経済
2024-12-25 18:40

毎日1人当たり「おにぎり1個」を捨てているとも試算されている「食品ロス」。少しでも無駄を減らそうと、ユニークな取り組みが本格的にスタートします。


記者
「おにぎりに貼られているシールを見てみますと、おにぎりが泣いています」


消費期限が迫った食品に貼られる割引きシール。おにぎりが涙ながらに「たすけて」と訴えています。ファミリーマートが来年3月以降、全国で新たに展開させるデザインです。


ファミリーマート サステナビリティ推進部 岩崎浩 部長
「お客様の“意識”や“感情”に訴えかけて、直接的なストレートなメッセージを出すことで、廃棄されていたものを防ぐことができる」


狙いは「食品ロス」の削減です。先月まで行われていた実証実験では、これまでの割引きシールより購入率が5ポイント上昇しました。「食品ロス」を年間でおよそ3000トン減らすと見込んでいます。



「助けてあげようかなって。消費期限が短くても、きょう食べるものなので関係ないかな」
「おにぎりは泣かないし、それよりもお金(割引き額)で見た方がわかりやすい」


毎年500万トン近く食品を廃棄している日本。そのうち小売業の廃棄は1割を占めていて、取り組みは待ったなしの状況です。


ローソンでは、去年から都内の一部店舗で、消費期限内の売れ残った「からあげクン」を子ども食堂に寄贈。


セブン-イレブンは、今年から「環境」をイメージした割引きシールの展開を始めました。


「食品ロス」削減を各社が加速させる中、“泣き落とし”はどこまで効果を発揮するのでしょうか。


【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

人気記事

ページの先頭へ