東京・歌舞伎町のホテルで警察官を装いニセの逮捕状を示し、女性に性的暴行を加えたとして、61歳の男が再逮捕されました。

難波正秀容疑者（61）は去年7月、新宿区歌舞伎町のホテルで20代の女性に対し、警察官を装い刃物を突きつけ、性的暴行を加えた疑いがもたれています。

警視庁によりますと、難波容疑者は歌舞伎町の「トー横」周辺で女性に声をかけ近くのホテルに行き、部屋に入ってすぐに刃物を突き付け、ニセの逮捕状を見せた上で「言うことを聞くなら許してやる」などと言ったということです。

取り調べに対し、難波容疑者は「覚えてません」と容疑を否認しています。

難波容疑者は、SNSでは「大久保刃物男」と呼ばれていて、自宅からは「売春防止法」などと書かれたニセの逮捕状が押収されたということです。

先月には、別の女性に対する同様の容疑で逮捕されていて、警視庁は余罪があるとみて調べています。