総合
2024-10-08 18:29
おととし、北海道の知床でおきた観光船沈没事故で、釧路地検は、当時、船を操縦していない運航会社の社長を業務上過失致死などの罪で起訴する異例の方針を固めました。
釧路地検は、「知床遊覧船」社長の桂田精一容疑者(61)を運航管理者としての義務を怠って船を沈没させ、乗客乗員を死亡させたとして起訴する方針を固めました。海難事故で、船を操縦していない運航会社の社長の刑事責任を問うのは極めて異例です。
元裁判官 内田健太弁護士
「船長のみではなく管理者に過失を問うのは、かなりハードルが高い。運航管理者として運航させるべきじゃない、ここを立証できるかどうかがポイントになってくる」
桂田容疑者の弁護人は、あす起訴された場合には裁判所に保釈請求を行うことにしています。
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?誤解の多いエアコン節約術【ひるおび】
・子どもの睡眠不足は「一生のハンデ」 問題行動の引き金に?忙しすぎて寝足りない日本、警鐘を鳴らす専門家
情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN