東京都内にある勤務先の保育園で7人の女の子に性的な暴行を加えた罪などに問われている元保育士の男に対し、検察側は懲役15年を求刑しました。
元保育士の長田凪巧被告(27)は、勤務先の都内の認可保育園で、2021年9月から去年12月までに園児の女の子7人に性的な暴行を加えた罪などに問われています。
検察側は「被害者が抵抗できないことにつけ込んだ極めて卑劣で悪質な事案」と指摘。「保育士という児童を守る立場を悪用したことは言語道断」として、懲役15年を求刑しました。
一方、弁護側は「被告は真摯に反省している」と寛大な判決を求めました。
裁判では被害者の保護者が意見陳述し、「被告は日常と未来を奪った」「決して許しません」と涙ながらに訴えました。
判決は来月14日に言い渡される予定です。
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