イスラエル軍は、レバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」が首都・ベイルート郊外にある病院の地下壕に多額の資金を隠し持っているなどと発表しました。
イスラエル軍のハガリ報道官は21日、テレビ演説で、レバノンの首都・ベイルート南部郊外にある病院の地下壕に、親イランのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」が資金を隠しているなどと述べました。
ハガリ報道官は、サヘル病院の地下にあるとされる施設に少なくとも5億ドル相当の金や現金が保管されているとして、ヒズボラの戦闘資金の流れや資産が貯蔵されているとする施設の様子を見取り図などを使って詳しく説明。レバノン政府や国際機関に対して、イスラエルへの攻撃に使われないよう対処を求めました。
イスラエル軍としては引き続きヒズボラの金融資産への監視と攻撃は行うものの、「病院は攻撃しない」とし、戦闘の相手は「ヒズボラであって、レバノン国民ではない」と強調しています。
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