アメリカ政府から提供された早期警戒機の情報を外部に漏らしたとして起訴された航空自衛隊の元幹部の初公判が開かれ、元幹部は「私は無罪です」と起訴内容を否認しました。
航空自衛隊の元1等空佐・菅野聡被告(63)は2013年1月、埼玉県狭山市の航空自衛隊入間基地内でアメリカ政府から提供された早期警戒機に関する機密データを航空機関連商社の社員2人に漏らした罪に問われています。
きょう、東京地裁で初公判が開かれ、菅野被告は「私は無罪です」と述べ、起訴内容を否認しました。
検察側は冒頭陳述で、「資料の一部には『シークレット』と書かれていた」「パソコン画面やプロジェクターに表示させて漏洩したうえ、USBメモリーに保存して提供した」と指摘しました。一方の弁護側は「(データは)個人から受け取ったにすぎず、特別防衛秘密に当たらない」と主張しました。
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