世界野球プレミア12・グループBの韓国戦(15日)に先発する髙橋宏斗(22、中日)が、警戒している選手に“韓国の大谷翔平”とも呼ばれる若き主砲キム・ドヨン(21、韓国)を挙げた。
キム・ドヨンは韓国プロ野球リーグの起亜に所属し、今季、打率.347、38HR、40盗塁をマーク。21歳にして“40-40”目前に迫り、“韓国の大谷翔平”とも言われる期待の選手だ。同年代で侍ジャパンのエース格として期待される髙橋は「前にランナーをおかないこと、状況に応じてしっかりとストライクボールをはっきりさせることが大事。どんどん攻めていきたいですし、まずは真っ直ぐの反応を見て」と攻略を誓う。
東京ドームでのオーストラリアとの初戦を終え、15日からは台湾で4連戦を戦い抜く侍ジャパン。韓国戦を戦う台北ドームは、巨人の戸郷翔征(24)が今年3月に行われた台湾との親善試合で登板経験がある。「球場自体はそんなに狭い球場ではないというところと、マウンドも東京ドームに似た感じだよと言ってくれたのですごくいまイメージはついてます」。アドバイスを受け、異国の地での登板にも万全の備えだ。
第1回王者・韓国戦への先発に「やっぱり不安もあるんですけど、バックもすごく力強いのでそこを信じて投げられればいいかな」と髙橋。共に戦う仲間を信じ、腕を振る。
連覇を狙う日本は、初戦の相手・オーストラリアを撃破し、白星発進。「絶対に負けてはいけない試合っていうのは僕の中でも理解してる。オーストラリア戦で十分勢いがついたと思うので僕もその勢いにのって勝ちをつなげる投球をしたい」と意気込んだ。
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