エンゼルスは日本時間28日、アストロズからFAとなっていた菊池雄星(33)と3年6300万ドル(約95億円)の契約で合意したことを発表。
菊池は7月末にブルージェイズからアストロズに移籍後、8月3日の初登板から10試合に登板。自身5連勝(1敗)と好投を続け、防御率2.70の成績を残し、リーグ優勝に大きく貢献。シーズンを通してローテーションを1年間守り切り、その後、アストロズからFAとなり移籍先が注目されていた。
オンライン取材に応じたP.ミナシアンGM(44)は「(菊池はアストロズへの)トレード後、明らかに良いピッチングだった」と移籍後の活躍を評価し、「空振りを奪う力、耐久性は非常に大事で、我々が望んでいたことだ」と獲得の要因などを明かした。
「(菊池は)5人の先発ローテにも入る」と明言したGMは、「ベストシーズンはこれからだ」とさらなる飛躍に期待した。
さらに「日本には素晴らしい才能を持った選手がたくさんいる。15年、20年見てきたが、メジャーで活躍していることにも驚かない。偉大な“野球大国”だと思う」と話すGMは、ポスティングでメジャー移籍を目指すロッテの佐々木朗希(23)について聞かれると「特定の選手については話さない」と首を横に振りながらコメントを避けた。
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