中国政府は、江蘇省蘇州市で日本人学校の送迎バスが襲われた事件で拘束された男を起訴したと明らかにしました。
中国外務省 毛寧報道官
「蘇州の事件について、中国の検察は11月29日にすでに起訴した」
この事件は今年6月、中国東部の江蘇省蘇州市で日本人学校の送迎バスを待っていた日本人親子が50代の男に刃物で襲われ負傷し、バスの案内係の中国人女性が死亡したものです。
男はその場で拘束されましたが、中国外務省の毛寧報道官はきょうの会見で、男が先月29日に起訴されたことを明らかにしました。
ただ、「詳細については担当部門に聞いてほしい」と述べるにとどまり、動機などについて説明することはありませんでした。
また、今年9月に広東省深セン市で、登校中の日本人学校の男子児童が襲われ死亡した事件については、「情報はない」と述べるにとどまっています。
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