ミャンマーで実権を握る軍事政権は、4日の独立記念日に合わせて、外国人を含む6000人あまりの受刑者らに恩赦を与え、解放すると発表しました。
ミャンマー軍は4日、独立記念日に合わせた人道的な措置だとして、刑務所に収監されている政治犯ら5864人の受刑者に恩赦を与え、釈放すると明らかにしました。これとは別に、拘束または収監された外国人180人を解放するとしています。
また、重大犯罪を除く受刑者らに減刑の恩赦が与えられ、2021年の軍事クーデター後に収監された民主派の指導者、アウン・サン・スー・チー氏(79)も刑期の一部が短縮された可能性があります。
ミャンマーの人権団体によりますと、クーデター以降、少なくともおよそ6000人が軍に殺害され、2万8000人あまりが拘束されているということです。
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