韓国の尹錫悦大統領に対する弾劾審判をめぐって憲法裁判所で初めての弁論が開かれましたが、尹大統領が欠席したため、わずか4分で終了しました。
「非常戒厳」を宣言した尹大統領をめぐっては、韓国国会が弾劾訴追案を可決したことを受け、憲法裁判所が罷免するかを判断する弾劾審判を行っています。
憲法裁判所はきょう、尹氏側と国会側が法廷で意見を主張する弁論を初めて開きましたが、当事者の尹氏が欠席したため、わずか4分で終了しました。
尹氏に対して内乱を首謀した疑いで拘束令状が出ていることを受け、弁護団は12日、「身の安全」を理由に本人の欠席を表明していました。
次回の弁論は16日で、憲法裁判所は法律に基づき、尹氏が出席しない場合でも手続きを進めるとしています。
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