劇団員の死亡でパワハラなどが問題になった宝塚歌劇団が「株式会社」に。雇用形態が見直されることになりました。
おととし、入団7年目の劇団員がパワハラなどを訴え死亡した宝塚歌劇団をめぐっては、労働基準監督署が去年、是正を勧告していました。
歌劇団は、これまで阪急電鉄の事業のひとつでしたが、阪急阪神ホールディングスはきょう、事業の透明性を図るために今年4月から歌劇団を株式会社にし、取締役の過半数を社外出身者にすると発表しました。
また、これまで業務委託契約に切り替えていた入団6年目以降の劇団員についても、今年3月からは雇用契約に戻して労働時間を管理。自主稽古についても一定の管理のもと、労働時間として扱うとしています。
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