経済産業省は中小企業との取引で「価格交渉に後ろ向き」と評価された企業などを実名で公表しました。ハウスメーカーの「タマホーム」が前回の調査に続き最低評価となっています。
経産省は中小企業5万1000社あまりからのアンケートの回答に基づき、「価格交渉」や「価格転嫁」の評価を点数化した211社の企業リストを公表しました。
「価格交渉」については、▼ハウスメーカーの「タマホーム」が応じないなどとして、4段階のうち最低と評価されました。「タマホーム」が最低評価となるのは、去年の前回調査から続き2度目です。
さらに、▼鍵のトップメーカー「美和ロック」と、▼ハウスメーカーの「一建設」も最低評価となりました。
「価格転嫁」については、最低の評価がついた企業はありませんでしたが、地方自治体の「兵庫県」が下から2番目の評価となっています。
政府は今後、評価が芳しくない企業の経営トップに取引方針の改善を求める、指導・助言を行うとしています。
国内の雇用のうち7割は中小企業が占めていて、経産省はこうしたアンケートの公表などを通じて価格転嫁を進め、中小企業の賃上げを後押ししたい考えです。
・【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】