全国のスーパーや専門店が自慢のひと品を競う「お弁当・お惣菜大賞」。総エントリー数1万5000以上のメニューから、各部門のナンバーワンが決定しました。
お弁当・お惣菜大賞2025 全国約1万5000件が応募
小笠原亘キャスター：
全国スーパーマーケット協会が15日、「お弁当・お惣菜大賞2025」を発表しました。この賞は2012年にスタートし、今回で14回目になるそうです。
全国のスーパーや専門店、コンビニから選出され 審査員は食の専門家で構成し、11部門、応募総数は1万5256件だったそうです。
地元素材のおかずが急増
【弁当部門 最優秀賞】
いかりスーパーマーケット「季節盛膳 秋の贅沢気分（1080円 / 税別）」
【寿司部門 最優秀賞】
ダイキョーバリュー「日本の食文化を知ってほしい！福岡産将軍ねぎのくじら巻（580円 / 税別）」
【麺部門 最優秀賞】
スーパーマーケットハロー「宍道湖しじみの松江おどん（398円 / 税別）」
“おでん”と“うどん”を一緒にいただける一品
【スイーツ部門 最優秀賞】
アルプラザ「焼き芋たっぷりサンド（350円 / 税別）」
「惣菜 制するもの スーパー制する」ご当地色・見た目インパクト増
お弁当・お惣菜大賞の審査員でスーパーマーケット研究家の菅原佳己さんは「『惣菜を制するもの スーパーを制する』とも言われ、益々熱を帯びてきている。地元の食材や隠れた名産品にスポットを当てたおかずが激増している」といいます。
つい数年前までは唐揚げやコロッケが中心だったのですが、今は様々なものが出てきているそうです。
井上貴博キャスター：
地域の色が出ていますね。寿司部門の「くじら巻き」なんてまさにそうですね。
元競泳日本代表 松田丈志さん：
唐揚げやコロッケはコンビニでも購入できるので、ご当地感がなかなか出ないですからね。私の地元・宮崎では、普通のスーパーで鶏のたたきが売っています。
すべて白！ インパクトが凄い モノクロ 〇〇丼
【丼部門 優秀賞】
エフコープ「モノクロ麻婆丼（398円 / 税別）」
・麻婆豆腐の餡の上に白い豆腐を乗せた丼。食べるときはかき混ぜてご飯に乗せる
・ご飯の下には刻んだ唐揚げも
・韓国の“モノクロブーム”をきっかけに着想から約1週間で完成
・コープ九州店舗事業本部 惣菜担当者「惣菜コーナーに“奇妙なもの”を置きたいと思った。若い人を中心に想定外の反響」
約1年かけて商品開発した惣菜 湘南トマトで勝負
【惣菜部門 最優秀賞】
しまむらストアー「湘南トマトとさばマヨネーズのチーズ焼き（499円 / 税別）」
・スーパー惣菜では煮込みやサラダが多い地元名産のトマトで勝負
・懸念点であった“トマトの離水”をカット後にしっかり水切り
・しまむらストアー商品部長「約1年かけてトマトの果肉感も旨みも味わえる商品に仕上がった」
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＜プロフィール＞
松田丈志さん
元競泳日本代表 五輪4大会出場 4個のメダル獲得
JOC理事 宮崎県出身3児の父
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