中国・蘇州市で日本人学校の送迎バスが襲われ、日本人親子やバスの案内係の中国人女性が死傷した事件で、きょう、被告の男に判決が言い渡されたとみられます。
記者
「総領事を乗せたとみられる車が裁判所の中に入っていきました」
この事件は去年6月、中国東部の江蘇省・蘇州市で日本人学校の送迎バスを待っていた日本人親子が50代の男に切りつけられ負傷し、制止しようとしたバスの案内係の中国人・胡友平さんが死亡したものです。
日本人を狙ったかどうかなど、事件の背景について中国側からの説明がないまま男は起訴され、今月9日に初公判が開かれていましたが、日本時間のきょう午前11時ごろから蘇州市の裁判所で判決が言い渡されたとみられます。
判決公判は10分程度で終了したということですが、上海の日本総領事館の岡田勝総領事らが傍聴していて、外務省を通じて判決内容などについて説明が行われる予定です。
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