TBSラジオ 「テンカイズα」にて紹介された「株式会社YASU PROJECT」。代表の井上康治氏が生み出す「ありそうでなかったもの」とは
2020-11-30 12:00:29
テンカイズα。この番組は、TBSラジオで放送中「テンカイズ」の番組内だけでは紹介しきれないアツイ人たちをYouTube限定で紹介して行く番組。様々な業界で活躍する人に迫ります。
今回のゲストは「株式会社YASU PROJECT」代表取締役社長・井上康治さんです。
宇賀なつみアナウンサー(以下、宇賀):「早速ですが、YASU PROJECTはどういう事をしている会社なんですか?」
井上康治さん(以下、井上):「何の会社といわれると非常に迷うんですけども、私自身が毎日4時から6時くらいに新聞37紙くらい読んで色んなトピックを調べてきて、ありそうでないものをチョイスして、そこから発想、人脈をたどって商品とか企画を作り上げていくという、広告代理店とは少し違った企画会社のようなものを今やっています。」
宇賀:「ありそうでなかったものって例えばどういうものですか?」
井上:「例えば、私は5年前くらいからカタールに57回くらい訪問していて。もともと2022年のワールドカップの仕事とかも含めて行っていたんですけども。その時に東京オリンピックは2020年にあるという前提の下で、『おもてなし』と言っていた以上、いろんなジャンルの枠を超えておもてなしをしていくのが日本の役目じゃないかと思って。日本の技術を駆使して50人くらいのお祈りができるモバイルモスクカーという20トン車のトラックを作りました。こういう形の大きなトラック(※図1)なんですけど。ムスリムの人に何かおもてなしをできる良いきっかけづくりができるだろうという。ありそうでないんですよね。」
図1
宇賀:「いろいろと時代のニーズを感じ取っていらっしゃると思うんですけど。そういうのってどこから見つけてくるというか、ひらめくんですか?」
井上:「やってないところというポイントが一番強いのかなと。一番ハードな部分なんですよ。日本人で宗教っていったらメンタリズム的にも非常にハードで、銀行もお金を貸さないような状況だったんで。でもやっぱりモデルカーを作って、それが40万くらいしたんですけど、実際に作ったら8千万ぐらい。」
宇賀:「そんなに!」
井上:「はい。作ってしまわないとだれも信用してくれないので。まあ、作ってしまえば結構世界は動いて評価してくれました。」
宇賀:「やっぱり思い切りと行動力が必要ですね。」
井上:「まあ、そうですね。だから理解者っていうのがすごく大事で。この気持ちを理解してリードしてくれる人たちっていうのがすごく私たちの宝です。そういう意味では今SNSの時代ですけども、やっぱり人の温かさとか、温もりとかの大事さを非常に感じ取れましたね。」
宇賀:「これから将来が不安な人も多いと思いますが、どういう世の中になっていくと思いますか?」
井上:「もう本当に見えない時代になってきているし、私たちが子供の頃のテレビとかラジオとか、既存のメディアが氾濫していた時代からとてつもないキャパシティの中で進んでいるし、あと5年後になったらもっと違う時代になっているだろうと思います。でもそれは付き合っていくしかないんで、いかに20代、30代の性別、国籍に向けて、素晴らしい人材とブレーンストーミングをやって、そこに聞く耳を持つっていうのが今からは大事になってくるんだと思います。」
宇賀:「じゃあ今、積極的に若い方の話を聞いていらっしゃるんですか?」
井上:「ほとんど20代、30代のブレーンです。僕の時代はどうだったとか、そんな時代の感覚で世の中渡ってはいけないんで。みんなで面白いことを考えて達成感を共有できればいいと思っています。」
宇賀:「では、井上さんの今後の展開を教えてください。」
井上:「だいたい60歳で一回の人生終わったと思っていますから。後はもう奇想天外な、今のAIに勝てるような、そういったユニークネスを創って、それを商品化していきたいなと思っています。」
宇賀:「それはもう思い浮かんではいるんですか?」
井上:「いや、まだまだそこまではいきませんけども、日々そういったものを考えていきたいなと思っています。」
宇賀:「楽しみにしています。」
井上:「ありがとうございます。」
宇賀:「ありがとうございました。」
テンカイズ
TBSラジオで毎週水曜日よる9時から放送中。
FM905、AM 954、TBSラジオも視聴可能
テンカイズ公式ページ:https://www.tbsradio.jp/488165
Twitter:@TBS_TENKAIZU
株式会社YASU PROJECT
https://yasuproject.com/
株式会社YASU PROJECTはスポーツ・文化イベント等を触媒として顧客とともに、感動・共感・驚き・感謝・満足を多くの人々に実感してもらうことを事業の中核として活動。顧客のニーズを常に把握し、独創性あふれるアイデアを提案しています。
情報提供元: マガジンサミット