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「大事なのは行動していく事」。株式会社トップ・クラフト代表・蛭間雅之氏が現在の仕事への想いや覚悟について語る

2021-06-28 11:00:37

人生にはいくつかの岐路があり、そのたびに人は何かを得たり、何かを捨てたりする。そこには決断があり、「覚悟」がある。

番組「覚悟の瞬間(とき)」では、経済界、スポーツ界、文学界など、様々な大人の生き様に焦点をあてていき、視聴者の方々に、知恵、成功へのカギ、生きていく上でのヒントになるようなメッセージを届けます。今回、その「覚悟の瞬間」に「株式会社トップ・クラフト」代表取締役・蛭間雅之さんが出演しました。

株式会社トップ・クラフト

株式会社トップ・クラフトは店舗の設計、施工、管理を行うデザインワークス、内外装のパネル工事を行うインテリアワークス、塗装などを行うペイントワークスを行う企業です。

蛭間雅之さんインタビュー

Q1 なぜ今の仕事に?

17歳の頃から建築業界で働いていまして、気心の知れた仲間と働いていく中で、その子たちがたまたま他の現場のリーダーのところに行って仕事をする機会があったんです。その時に、夜遅くまで仕事をしないと帰れないということが何回かありまして、仕事をやめようかなという相談を私が受けたんです。その時に、じゃあ僕がリーダーをやるならついてくるか?という話になって、チーム「トップ・クラフト」という形になったのが今の会社の始まりですね。

意外とこの仕事って分業制になっていまして、壁・天井だけを作る業者さんがいて、そこに塗装する業者さんとかがいて、全て別の会社さんでやられているんです。うちの場合はうちの社員だけで全てできるようにしているので、余計なコストもかからないですし、一つの会社に頼めば完成まで持っていけるというのが強みです。

Q2 現在の仕事への想い

お客さんあっての仕事なので、どうすれば一番理想の形に近づけるのかっていうのは常に考えていますね。やったことがないことは調べて、こういうやり方があるならチャレンジしてみようという考えでやっています。そういうことが結果的にお客さんのやりたいことに繋がるのであれば、全力でやっていくというのが基本的なスタイルです。あと、最近多いのはDYIが結構流行っていて、うちの職人さんも最初は1つの職種しかできなかったんですけど、やったことがないものを経験してもらうことによって、できるようになっていった訳なんです。それをお客さんにも経験してもらう。DYIに興味のある方に関しては、じゃあ『ここの部分は一緒にやりましょう』とか、『ここの部分はお客さんやってください、うちもフォローします。』という形でやることによって、信頼関係がより一層深くなって、結果として仕事がはかどりやすいということには繋がっていますね。

Q3 あなたにとって覚悟とは?

やっぱり大きく覚悟をしたのは、最初のチームでやると決めたときですね。好きな仕事に集まってきているメンバー。「こいつらとならなんとかなる」という自信を持てたというか、そういう関係を築けていたんです。それを自分の中でも確認できていたので。まあ、信頼していたから覚悟ができたというのが正しいのかなと思います。(その時集まったメンバーは)個性が強い。個性が強いということはそれなりに魅力もあるし、何を考えているか分からない人よりは、信頼がしやすいというか。信頼関係を築くのが苦じゃないというのはものすごくありましたね。

Q4 カッコイイ大人とは?

仕事を遊びのように楽しんでやっている人ですね。仕事と言われれば、他の人から見たら仕事なんでしょうけど。遊びながらやっているという言い方が正しいのか分からないでけど、自分はやっぱり好奇心がすごくあるので、今日の撮影もどこのカメラ使っているんだろうとか、自分でも動画を撮ってみようかなとか、考えていますね。気になったことを自分でやってみて、できるようになっていく過程も楽しいですし。それで、できるようになれば仕事としてお客さんに喜んでもらえる一つの手段として提供できますし。だから、憧れる大人の人というのは、楽しんでいる人。自分もそうなれればいいと思っています。

Q5 今後に向けて

今、うちの社員の中に起業したいという人もいるので、そういった人間と新しい事業を2、3社立ち上げていこうかなと思っています。それで今、種まきというわけじゃないですけど、アプリ開発とか、いわゆるIT系の分野で建築というのは遅れている分野なんですね。未だに江戸時代から使っている「墨つぼ」というものが現場で活躍しています。古いものが悪いというわけじゃなくて、良いものだから残っているというのは事実なんですけど、やっぱり古いものから新しいものへシフトしていく中にビジネスチャンスがあると考えています。せっかく建築業というものに身を置いているので、その中でITとかを軸にした形で会社を立ち上げて、今の社員の子たちと作っていけたら面白いかなと思っています。

日本のアカルイ未来のために

まず、目についたものとか、ちょっと気になるもの、そういったものをやってみること。基本的には行動力だと思うんですよ。物事は動けば何かしらの結果が出てくる。その行動力が結果的に経験となって、その経験が今すぐ役に立たなくても、いずれ役に立つ。そういうことが一番大事かなと思います。

情報提供元: マガジンサミット

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